新たに造るということ

先日、解体工事を控える現場に行き、着工前の電気引込の切替を行いました。



住宅、増築、別棟の倉庫、諸々。
幾度となく増築されて造られた住まい。
電気の引込も複雑で、家の建てた順に送り込まれているようでした。
今回の工事は先に半分ほど解体し、新築竣工後に残りを解体します。
居住しながら、工事を進めていく為です。
残す線、取り外す線を見極めながら、作業行いました。


重なる屋根や手仕事の形を見ると、当時の苦労が思い浮かびます。



お客様の先代の方々は自転車修理業や、石工を生業としていました。
道具を見ると、職種は違えど同じものづくりに携わる身として感じるものがあります。
お客様の生活が豊かになるような、丁寧な家造りを進めようと改めて感じました。