ヘリンボーン

今回のブログはタイル貼りについて。
内装改修する美容室のカウンター下に、アクセントとしてタイルを貼ることにしました。

もともとは塗装仕上げでしたが、足が当たる場所なのでどうしても汚れてしまいます。
貼るタイルは、平田タイルのStessa。
艶消しで輪郭がラフな形状のタイルです。
お客様と話し合い、ヘリンボーン貼りとしました。



貼る範囲が上下左右と寸法が決まっているので、タイルの割り付けを考えます。
基準墨と一枚一枚のタイルを位置出しして貼り始めます。

なかなかの苦労でした…
左官屋さんには、ただただ感謝です!



タイルにも大きさの誤差があります。
計算通りではいかないところもあるなと、改めて痛感しながらも、その誤差を上手く技術で調整しながら、丁寧に仕上げていただきました。







予定通りの納まりで、綺麗に仕上がりました。
その他の壁面は中霧島壁とジョリパットで色味と塗り模様を加えました。
空気も澄んで気持ちの良い空間です。




私たちの周りには、手間のかかる面倒だと思ってしまうような作業に向き合ってくれる職人がいます。
お客様に喜んで頂けるような仕事ができるように、今後も精進します。